2022.5.21
近視抑制点眼治療を開始いたしました。

近年パソコンやスマホが普及した背景もあり、子どもたちの近視が増え、世界的な問題となっています。

【子どもの近視について】
https://www.gankaikai.or.jp/health/57/index.html

〜もしかして近視!? チェックリスト〜
下記の項目に多く当てはまる人は、遠くが見えにくい『近視』の状態になっているかもしれません。

□授業中黒板が見えにくい
□ものを見る時、目を細めてしまう
□本を読むとき、顔を近づけてしまう
□テレビに近寄ってしまう

近視の発症には遺伝的要因と環境要因の両方が関与すると考えられています。環境要因による近視の進行は、適度に目を休ませることや、1日2時間ほど日光を浴びることなど、日常の生活を見直すことで防ぐことができます。近視は高度な近視の場合、回復不可能な視力喪失、黄斑変性症、網膜剥離、または緑内障に発展する可能性もあるといわれています。一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることはありません。そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。

この度、当院でも近視抑制効果が期待できる低濃度アトロピン点眼薬による点眼治療を開始いたしました。

【低濃度アトロピン0.01%点眼薬とは】
副作用が少なく、近視の進行を効果的に抑えることが数多くの研究で示されています。低濃度アトロピン0.01%点眼薬は、小児期の近視の進行を軽減させることを目的に Singapora National Eye Centre (SNEC:シンガポール国立眼科センター)の研究に基づいて開発・製造されています。日本では既に商標登録済みです。

○眼軸長の伸びを抑え、近視の進行を平均50〜60%遅らせる事ができるとされています。(近視がまったく進行しないものではありません)
○副作用が極めて低く抑えられており、仮に発生しても非常に軽微であることが証明されています。
○近方、遠方を見るときの調節機能にほとんど影響なく、快適に日常生活を送ることができます。
○1日1滴、就寝前に両眼に点眼というご負担の少ない治療です。

低濃度アトロピン0.01%点眼治療は健康保険適応外のため自費診療扱いとなります。
確定申告時の医療費控除にも該当しません。


【費用】
・1回の検査・診察 1,800円
・点眼費用  1本3,000円
       3本9,000円
※費用は税込価格です。

【治療の対象の目安】
・6~12歳以下のお子様
・中等度(-3.0D以上-6.0D未満)以下の近視の方
・3ヶ月毎の定期通院が可能な方
※少なくとも2年間の治療の継続が望ましいとされています。

【治療の流れ】
1. 初診、再診(保険診療)の際の検査にて治療の対象であるお子様におすすめします。
  ↓
2. 希望された場合、後日予約での来院をしていただき、適応検査・診断します。(自費診療)
対象であれば治療内容の説明を行い、ご同意の上点眼の使用を開始します。
  ↓
3. 1ヶ月後の検査の来院
 問題がなければ点眼の追加処方をします。
  ↓
4. 3ヶ月毎に定期検査を行います。
(3ヶ月分(3本)の点眼を処方します。)

【治療の際の注意事項】
・保険適用外(自費診療)となるため保険診療と同日に処方が出来ません。
・3ヶ月毎の定期的な診察が必要です。予約制ですが、ご希望に添いにくい場合がございます。
・近視が進まないようにするのが目的の治療です。この治療によって視力が回復するわけではありません。
2022.5.21
近視抑制点眼治療を開始いたしました。

近年パソコンやスマホが普及した背景もあり、子どもたちの近視が増え、世界的な問題となっています。

【子どもの近視について】
https://www.gankaikai.or.jp/health/57/index.html

〜もしかして近視!? チェックリスト〜
下記の項目に多く当てはまる人は、遠くが見えにくい『近視』の状態になっているかもしれません。

□授業中黒板が見えにくい
□ものを見る時、目を細めてしまう
□本を読むとき、顔を近づけてしまう
□テレビに近寄ってしまう

近視の発症には遺伝的要因と環境要因の両方が関与すると考えられています。環境要因による近視の進行は、適度に目を休ませることや、1日2時間ほど日光を浴びることなど、日常の生活を見直すことで防ぐことができます。近視は高度な近視の場合、回復不可能な視力喪失、黄斑変性症、網膜剥離、または緑内障に発展する可能性もあるといわれています。一度眼軸長が伸びてしまうと戻ることはありません。そのために眼軸長の伸びを抑えることが、近視の進行を抑制するためには重要となります。

この度、当院でも近視抑制効果が期待できる低濃度アトロピン点眼薬による点眼治療を開始いたしました。

【低濃度アトロピン0.01%点眼薬とは】
副作用が少なく、近視の進行を効果的に抑えることが数多くの研究で示されています。低濃度アトロピン0.01%点眼薬は、小児期の近視の進行を軽減させることを目的に Singapora National Eye Centre (SNEC:シンガポール国立眼科センター)の研究に基づいて開発・製造されています。日本では既に商標登録済みです。

○眼軸長の伸びを抑え、近視の進行を平均50〜60%遅らせる事ができるとされています。(近視がまったく進行しないものではありません)
○副作用が極めて低く抑えられており、仮に発生しても非常に軽微であることが証明されています。
○近方、遠方を見るときの調節機能にほとんど影響なく、快適に日常生活を送ることができます。
○1日1滴、就寝前に両眼に点眼というご負担の少ない治療です。

低濃度アトロピン0.01%点眼治療は健康保険適応外のため自費診療扱いとなります。
確定申告時の医療費控除にも該当しません。


【費用】
・1回の検査・診察 1,800円
・点眼費用  1本3,000円
       3本9,000円
※費用は税込価格です。

【治療の対象の目安】
・6~12歳以下のお子様
・中等度(-3.0D以上-6.0D未満)以下の近視の方
・3ヶ月毎の定期通院が可能な方
※少なくとも2年間の治療の継続が望ましいとされています。

【治療の流れ】
1. 初診、再診(保険診療)の際の検査にて治療の対象であるお子様におすすめします。
  ↓
2. 希望された場合、後日予約での来院をしていただき、適応検査・診断します。(自費診療)
対象であれば治療内容の説明を行い、ご同意の上点眼の使用を開始します。
  ↓
3. 1ヶ月後の検査の来院
 問題がなければ点眼の追加処方をします。
  ↓
4. 3ヶ月毎に定期検査を行います。
(3ヶ月分(3本)の点眼を処方します。)

【治療の際の注意事項】
・保険適用外(自費診療)となるため保険診療と同日に処方が出来ません。
・3ヶ月毎の定期的な診察が必要です。予約制ですが、ご希望に添いにくい場合がございます。
・近視が進まないようにするのが目的の治療です。この治療によって視力が回復するわけではありません。