2022.11.22
ドライアイになりやすい季節です

今年もあとわずか、空気が乾燥して寒くなってきましたね。肌のなども乾燥しますが、ドライアイになりやすい季節です。
ドライアイになりやすい一つの要因として、『マイボーム腺機能不全』があります。たまに鏡で目元を見ると、目の縁に白くニキビのような小さい固まりができていることありませんか⁇






あれは、マイボーム腺から分泌される脂の固まりなんです。






写真のように、上下の睫毛の内側には上瞼に約30〜40個、下瞼に約20〜30個ずつ『マイボーム腺』という、目を乾燥から守るために大切な脂質がでる分泌腺があります。マイボーム腺からでる脂質は、目の表面の涙が乾かないように、重要な役割を果たしています。このマイボーム腺の出口が詰まると、涙が蒸発しやすくなり、ドライアイを引き起こしやすくなります。【日本眼科医会HPより抜粋】






ドライアイ以外にも、
・ゴロゴロする
・目やにが出ている感じがする
・涙が出る
・目が疲れる
・不快感がある
などの症状に感じる方もいます。

マイボーム腺は適切にケアすることで分泌機能を改善させることができます。
【ホットタオル】
①濡らしたタオルを軽く絞り、ロール状に丸めてラップで包みます。
②500~600Wの電子レンジで30~60秒ほど加熱します。
③手で触れられるくらい(40度位)まで冷ましたら、タオルを目元に優しく載せてしばらくおきましょう。

市販のアイマスクでも問題ありません。
※タオルが冷たくなると、反対に脂質が固まるのであたたかいうちに外してください。
※あたためすぎてしまうと、皮膚がかぶれてしまったり、炎症を起こすこともあるので注意してください。3〜10分で十分効果は実感できます。

【アイシャンプー】
アイメイクをする女性の場合はもちろん、メイクをしない男性であっても、不衛生な状態からマイボーム腺が機能しなくなることもあるのです。目もとを洗浄することでマイボーム腺が清潔な状態になります。当院で購入することができます。

詳しくはこちら >>






「めいぼ」や「ものもらい」という言葉を耳にしたことがありますよね。このマイボーム腺の出口が詰まり、眼瞼内に脂が溜まるとコリコリと触るようになります。そして赤く腫れてきますが、これを「霰粒腫」と言います。俗に言う「ものもらい」とは、ブドウ球菌などの細菌が感染することで起こる「麦粒腫」という別疾患になります。







霰粒腫は感染を伴わない皮脂腺の詰まりによる炎症のため、市販の抗菌点眼では効果は無く、ステロイド点眼による消炎が必要となります。多くの場合数週間で消失しますが、数ヶ月と長期戦になることもあります。
中には、腫れて巨大化した場合は穿刺処置や切開手術をする方が良いこともあります。【日本眼科学会HPより抜粋】

霰粒腫ができやすい方は、先程紹介したマイボーム線のケアをすることで予防になります。
2022.11.22
ドライアイになりやすい季節です

今年もあとわずか、空気が乾燥して寒くなってきましたね。肌のなども乾燥しますが、ドライアイになりやすい季節です。
ドライアイになりやすい一つの要因として、『マイボーム腺機能不全』があります。たまに鏡で目元を見ると、目の縁に白くニキビのような小さい固まりができていることありませんか⁇






あれは、マイボーム腺から分泌される脂の固まりなんです。






写真のように、上下の睫毛の内側には上瞼に約30〜40個、下瞼に約20〜30個ずつ『マイボーム腺』という、目を乾燥から守るために大切な脂質がでる分泌腺があります。マイボーム腺からでる脂質は、目の表面の涙が乾かないように、重要な役割を果たしています。このマイボーム腺の出口が詰まると、涙が蒸発しやすくなり、ドライアイを引き起こしやすくなります。【日本眼科医会HPより抜粋】






ドライアイ以外にも、
・ゴロゴロする
・目やにが出ている感じがする
・涙が出る
・目が疲れる
・不快感がある
などの症状に感じる方もいます。

マイボーム腺は適切にケアすることで分泌機能を改善させることができます。
【ホットタオル】
①濡らしたタオルを軽く絞り、ロール状に丸めてラップで包みます。
②500~600Wの電子レンジで30~60秒ほど加熱します。
③手で触れられるくらい(40度位)まで冷ましたら、タオルを目元に優しく載せてしばらくおきましょう。

市販のアイマスクでも問題ありません。
※タオルが冷たくなると、反対に脂質が固まるのであたたかいうちに外してください。
※あたためすぎてしまうと、皮膚がかぶれてしまったり、炎症を起こすこともあるので注意してください。3〜10分で十分効果は実感できます。

【アイシャンプー】
アイメイクをする女性の場合はもちろん、メイクをしない男性であっても、不衛生な状態からマイボーム腺が機能しなくなることもあるのです。目もとを洗浄することでマイボーム腺が清潔な状態になります。当院で購入することができます。

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「めいぼ」や「ものもらい」という言葉を耳にしたことがありますよね。このマイボーム腺の出口が詰まり、眼瞼内に脂が溜まるとコリコリと触るようになります。そして赤く腫れてきますが、これを「霰粒腫」と言います。俗に言う「ものもらい」とは、ブドウ球菌などの細菌が感染することで起こる「麦粒腫」という別疾患になります。







霰粒腫は感染を伴わない皮脂腺の詰まりによる炎症のため、市販の抗菌点眼では効果は無く、ステロイド点眼による消炎が必要となります。多くの場合数週間で消失しますが、数ヶ月と長期戦になることもあります。
中には、腫れて巨大化した場合は穿刺処置や切開手術をする方が良いこともあります。【日本眼科学会HPより抜粋】

霰粒腫ができやすい方は、先程紹介したマイボーム線のケアをすることで予防になります。