2023年1月15日『ロービジョンフォーラムin宇部2023』が開催されましたのでお伝えさせていただきます。山口県ロービジョンケアネットワークが主催で、宇部市総合福祉会館で開催されました。今回は75名の方が来場されました。当院からは院長とスタッフ２名がサポーターとして参加しました。
スタッフやご来場いただく皆様にはマスク着用、消毒、検温を徹底していただき、スタッフは更にフェイスシールドをするなど、コロナウイルス感染対策を入念に施して行われました。






全国より1４社の企業に出展していただき、拡大読書器、ルーペ、音声機器、白杖など、様々な機器や便利なグッズ等を展示していて、どのブースも終始大賑わいでした。機器展の様子です。画像は拡大読書器のブースです。その他にもルーペや遮光眼鏡、音声パソコンなど様々な企業の方に丁寧に説明していただきました。






今回は視覚障害のある方へパソコンやスマホのサポートをする団体、下関障害者パソコンサポーター（SSPS）の方にも来ていただき、相談に乗っていただきました。






今回も白杖の歩行体験コーナーも行われていました。折りたたみ式や、下にコロコロが付いて動かしやすいもの、重さも様々でした。山口県盲人福祉協会の歩行訓練士の福田さんが丁寧にアドバイスしてくださいました。






今回もロービジョンケア関連動画の上映をしました。実際に見えにくい方の生活の工夫の様子や、サウンドテーブルテニスなどをしている様子、スマホの便利機能についてなどが上映されていて、見ている方も何かヒントを見つけている様子も伺えました。






今回初の試みとして、身体を整える簡単体操のコーナーを設けました。トレーナーの方に自宅でもできる身体の動かし方を教えていただきました。おしゃべりも交えながら皆さんが笑顔で身体を動かしていました。






足を運んでくださった皆様からは、「実際に実物を見て確認できて良かった」「当事者間で情報交換ができた」とお喜びの声がたくさん聞けました。スタッフとして参加させていただきましたが、自身も体験できて大変勉強になり、展示会で手に取る機会が増える事の大切さを学びました。山口県で年に1回はこのようなロービジョンフォーラムを開催できるようにしたいとのことです。これからも皆様も楽しみにして下さい。