2023.2.20
1月16日(月)王喜小学校の学校保健委員会で講演いたしました
授業でもタブレットや電子黒板を使う、ICT教育が進み、眼精疲労やドライアイ、近視の進行が急速に進みやすくなっています。今回は特に、近視抑制は2時間の屋外活動が必要ということなどを40分間ほど講演させていただきました。
デジタル端末を活用する際の留意点として下記の4つがあげられます。
1.正しい姿勢で、画面と垂直に目を30cm以上離す
2.30分画面を見たら1回は、20秒以上遠くをみて目を休める
3.睡眠障害を防ぐために、寝る1時間前には、画面を見ないようにする
4.屋外活動をする
特に4の屋外活動とは海外の事例ですが、シンガポールでは2001年から国の政策として屋外活動キャンペーンを行い、小学生の近視有病率の低下と維持に成功したことや、台湾では、2010年より120分以上の屋外活動プログラムを実施し、5年間で小学生の近視の有病率の低下に成功した実例がありました。
新型コロナウィルスの流行後は屋外活動時間が顕著に減少し、スクリーンタイムが増加し、小学生から高校生の近視進行速度が1.5倍に増加したとの報告もあります。低年齢で近視を発症すると、近視が強くなりやすく、近視が強ければ強いほど、他の眼の病気を発症するリスクが高まることが報告されていますので、成人になる前に近視の進行をなるべく抑えることは、生活の質を改善させたり、他の眼の病気の発症を予防するという点で大きな有意義があります。
最後に校長先生より、「学校でもご自宅でも、子供たちの目の健康を守りましょう」と力強い言葉をいただきました。
2023.2.20
1月16日(月)王喜小学校の学校保健委員会で講演いたしました
授業でもタブレットや電子黒板を使う、ICT教育が進み、眼精疲労やドライアイ、近視の進行が急速に進みやすくなっています。今回は特に、近視抑制は2時間の屋外活動が必要ということなどを40分間ほど講演させていただきました。
デジタル端末を活用する際の留意点として下記の4つがあげられます。
1.正しい姿勢で、画面と垂直に目を30cm以上離す
2.30分画面を見たら1回は、20秒以上遠くをみて目を休める
3.睡眠障害を防ぐために、寝る1時間前には、画面を見ないようにする
4.屋外活動をする
特に4の屋外活動とは海外の事例ですが、シンガポールでは2001年から国の政策として屋外活動キャンペーンを行い、小学生の近視有病率の低下と維持に成功したことや、台湾では、2010年より120分以上の屋外活動プログラムを実施し、5年間で小学生の近視の有病率の低下に成功した実例がありました。
新型コロナウィルスの流行後は屋外活動時間が顕著に減少し、スクリーンタイムが増加し、小学生から高校生の近視進行速度が1.5倍に増加したとの報告もあります。低年齢で近視を発症すると、近視が強くなりやすく、近視が強ければ強いほど、他の眼の病気を発症するリスクが高まることが報告されていますので、成人になる前に近視の進行をなるべく抑えることは、生活の質を改善させたり、他の眼の病気の発症を予防するという点で大きな有意義があります。
最後に校長先生より、「学校でもご自宅でも、子供たちの目の健康を守りましょう」と力強い言葉をいただきました。