2024.02.25
『春のスギ・ヒノキ花粉症』
『春のスギ・ヒノキ花粉症』の時期になりました。花粉症対策行っていますか?
下関市は2月上旬頃から徐々にスギ花粉が飛散し始めました。
山口県は例年より飛散量がやや多いようです。
これからスギ花粉のピークに入り、ヒノキ花粉にもアレルギー反応を起こす方は暫く注意が必要です。
(日本気象協会より引用)
【季節性アレルギー性結膜炎】
花粉によって引き起こされるものを花粉性結膜炎といい、その代表がスギ花粉性結膜炎です。
<症状>
代表的な症状では眼の痒み、他にも結膜の炎症による充血、ゴロゴロする(異物感)、めやに、涙が出るなどの自覚症状があります。
このホームページ内や、情報番組などでも“初期療法”について耳にしたことがあると思います。
毎年春の花粉症状がでると分かっている方は初期療法をおすすめします。
【初期療法について】
アレルギー性結膜炎のなかでも、症状の出やすい時期が予測できる花粉などが原因のアレルギー症状の場合には『初期療法』という考え方が適用されます。症状が出る前の、花粉飛散時期の約2週間前から、または症状が少しでもあらわれたら、抗アレルギー点眼薬による治療を始める方法で、花粉飛散ピーク時の症状が軽くなります。
<メリット①>
アレルギー症状の出る時期を遅らせることが期待できます。
<メリット②>
アレルギー症状を軽くすることが期待できます。
治療期間中はかゆみが起きてから点眼するのではなく、かゆみの発生をおさえるために点眼します。用法通りに点眼し、かゆくない状態を保つことを目指します。
【花粉対策】
・外出時はメガネ、マスク、帽子を着用する
・帰宅時に衣類や髪に付いた花粉を払い落とす
・帰宅後は手洗い、うがい、洗顔を心掛ける
・洗濯物、布団は花粉を払い落としてから取り込む
【眼に関する花粉対策】
「アイシャンプー」
花粉はまつ毛や目もとにも付着するため、その花粉をきれいに洗い流し、目もとを清潔にすることがポイントです。
当院で購入することができます。
「アイシャンプー」について >>
「抗アレルギー薬を配合したコンタクトレンズ」
ワンデーアキュビュー® セラビジョン® アレルケア®取り扱い始めました。
抗アレルギー薬の成分ケトチフェンが、目の表面を覆う涙の層に拡散され、目に届きます。
※必ず医師にご相談ください。
「ウェルウォッシュアイ」
点眼タイプなので、手軽に持ち歩けて使い方も簡単なので、場所を選ばずに異物を洗い流すことができます。
処方箋薬局で購入することができます。
【花粉症対策に役立つスマホアプリ】
このアプリをダウンロードすると、地域ごとの予測される気象状況から、花粉飛散量だけでは分からない目の症状の注意レベルとアドバイスを参考にできます。
かゆみダス|参天製薬
https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/allergic_conjunctivitis/kayumidas/ >>
早めの対処、きちんとした治療で辛い花粉症を乗り越えましょう。
花粉症の人の中には、その花粉のアレルゲンと似た性質をもつ生の果物や野菜を摂取した際に、口の中がかゆくなったりのどがイガイガして腫れたり息苦しくなったりする人がいます。花粉症の種類によって関連性のある食物は異なります。
花粉-食物アレルギー症候群:PFAS(pollen-food allergy syndrome)といいます。
花粉症の原因物質と似た物質が特定の生の果物、野菜等の食物にも含まれています。そのため特定の果物や野菜を食べると、花粉が侵入してきたと体が勘違いし、アレルギー症状を引き起こすのです。
軽度な症状が多いとされていますが、まれに生命を脅かすアナフィラキシーにつながる場合もありますので、知っておくと良いでしょう。
2024.02.25
『春のスギ・ヒノキ花粉症』
『春のスギ・ヒノキ花粉症』の時期になりました。花粉症対策行っていますか?
下関市は2月上旬頃から徐々にスギ花粉が飛散し始めました。
山口県は例年より飛散量がやや多いようです。
これからスギ花粉のピークに入り、ヒノキ花粉にもアレルギー反応を起こす方は暫く注意が必要です。
(日本気象協会より引用)
【季節性アレルギー性結膜炎】
花粉によって引き起こされるものを花粉性結膜炎といい、その代表がスギ花粉性結膜炎です。
<症状>
代表的な症状では眼の痒み、他にも結膜の炎症による充血、ゴロゴロする(異物感)、めやに、涙が出るなどの自覚症状があります。
このホームページ内や、情報番組などでも“初期療法”について耳にしたことがあると思います。
毎年春の花粉症状がでると分かっている方は初期療法をおすすめします。
【初期療法について】
アレルギー性結膜炎のなかでも、症状の出やすい時期が予測できる花粉などが原因のアレルギー症状の場合には『初期療法』という考え方が適用されます。症状が出る前の、花粉飛散時期の約2週間前から、または症状が少しでもあらわれたら、抗アレルギー点眼薬による治療を始める方法で、花粉飛散ピーク時の症状が軽くなります。
<メリット①>
アレルギー症状の出る時期を遅らせることが期待できます。
<メリット②>
アレルギー症状を軽くすることが期待できます。
治療期間中はかゆみが起きてから点眼するのではなく、かゆみの発生をおさえるために点眼します。用法通りに点眼し、かゆくない状態を保つことを目指します。
【花粉対策】
・外出時はメガネ、マスク、帽子を着用する
・帰宅時に衣類や髪に付いた花粉を払い落とす
・帰宅後は手洗い、うがい、洗顔を心掛ける
・洗濯物、布団は花粉を払い落としてから取り込む
【眼に関する花粉対策】
「アイシャンプー」
花粉はまつ毛や目もとにも付着するため、その花粉をきれいに洗い流し、目もとを清潔にすることがポイントです。
当院で購入することができます。
「アイシャンプー」について >>
「抗アレルギー薬を配合したコンタクトレンズ」
ワンデーアキュビュー® セラビジョン® アレルケア®取り扱い始めました。
抗アレルギー薬の成分ケトチフェンが、目の表面を覆う涙の層に拡散され、目に届きます。
※必ず医師にご相談ください。
「ウェルウォッシュアイ」
点眼タイプなので、手軽に持ち歩けて使い方も簡単なので、場所を選ばずに異物を洗い流すことができます。
処方箋薬局で購入することができます。
【花粉症対策に役立つスマホアプリ】
このアプリをダウンロードすると、地域ごとの予測される気象状況から、花粉飛散量だけでは分からない目の症状の注意レベルとアドバイスを参考にできます。
かゆみダス|参天製薬
https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/allergic_conjunctivitis/kayumidas/ >>
早めの対処、きちんとした治療で辛い花粉症を乗り越えましょう。
花粉症の人の中には、その花粉のアレルゲンと似た性質をもつ生の果物や野菜を摂取した際に、口の中がかゆくなったりのどがイガイガして腫れたり息苦しくなったりする人がいます。花粉症の種類によって関連性のある食物は異なります。
花粉-食物アレルギー症候群:PFAS(pollen-food allergy syndrome)といいます。
花粉症の原因物質と似た物質が特定の生の果物、野菜等の食物にも含まれています。そのため特定の果物や野菜を食べると、花粉が侵入してきたと体が勘違いし、アレルギー症状を引き起こすのです。
軽度な症状が多いとされていますが、まれに生命を脅かすアナフィラキシーにつながる場合もありますので、知っておくと良いでしょう。