2024.09.30
10月10日は『目の愛護デー』です
目の愛護デーは、目の健康を守るために制定された記念日です。
毎年、各地域で眼科検診や目の大切さを呼びかける運動やイベントが行われています。
当院では、アイフレイルアドバイスドクターおよびアイフレイルサポート視能訓練士に登録し、アイフレイルの診療・研究・啓発活動を行っています。
【アイフレイルとは】
「加齢に伴い目が衰えるとともに、様々な外的ストレスが加わることで目の機能が低下した状態、またそのリスクが高い状態」を指します。
これまでも何度か「アイフレイル」についてご紹介してきました。まずは、一度セルフチェックをしてみましょう!
最初は無症状であることが多いですが、時には見にくさや不快感を自覚することもあります。
その状態を放置すると、衰えが進み、見え方の低下を常に自覚するようになります。さらに進行し、重度な障害に陥ると回復は難しくなります。
早期発見ができれば、適切な予防や治療が可能となり、進行を遅らせたり、症状を緩和したりすることが期待できます。
また、今年の夏は日差しや紫外線が非常に強かったですね!
まだまだ暑い日が続きそうですが、最近テレビでもよく取り上げられている通り、紫外線は目に与えるダメージが大きいです。
日焼け止めや日傘で肌のケアをしている方は多いですが、目のケアについてはどうでしょうか?
【ダメージ①】
夏の強い紫外線は、肌だけでなく目にも強い刺激を与え、充血や流涙(りゅうるい)、炎症を引き起こしやすくなります。
また、紫外線のダメージは、白目の一部がシミのように黄色く濁って盛り上がる「瞼裂斑(けんれつはん)」や白目が黒目の中まで侵入する状態となる「翼状片(よくじょうへん)」という疾患を引き起こすことがあります。さらに、早期に老眼や白内障になるリスクも報告されています。
これらを防ぐために、日傘や帽子に加え、UVカットサングラスの着用をおすすめします。
【ダメージ②】
直接的な紫外線の影響ではありませんが、夏は冷房の効いた室内にいる時間が長く、目の表面が乾いて疲れを感じるドライアイの症状が起こりやすくなります。
特に、パソコンやスマホの操作は、画面をじっと見つめることで瞬きの回数が減り、ドライアイを悪化させることがあります。
〜疲れたら目を休めましょう!〜
・作業を続ける際はこまめに休憩をとる。
・エアコンやハンディファンの風が直接当たらないよう風向を変えるなどの工夫をする。
・蒸しタオルで目を温め、血行を促進して眼周囲の筋肉の緊張をほぐす。
・目のストレッチ! 上下に見たり寄せたり、目をぐるぐる回したりして動かしてみましょう。上まぶたと下まぶたをしっかり合わせるまばたきをきちんとすることが大事です。
今年は猛暑が続いているため、ダニのピークが長期化しています。ダ
ニによるアレルギーが多いですが、実は目元の不快症状に「まつ毛ダニ」が影響していることがあります。
通常は肌の健康を守る常在菌ですが、皮脂が過剰に分泌される不衛生な状態が続くと異常に繁殖し、アレルギーや炎症、目ヤニやかゆみの原因となります。
これを防ぐためには、目元を清潔に保つことが重要です。メイクを落とすことはもちろん、アイシャンプーの利用が効果的です。
アイシャンプーは当院で購入できますので、花粉症の方にもおすすめです。
詳しくはこちら >>
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
2024.09.30
10月10日は『目の愛護デー』です
目の愛護デーは、目の健康を守るために制定された記念日です。
毎年、各地域で眼科検診や目の大切さを呼びかける運動やイベントが行われています。
当院では、アイフレイルアドバイスドクターおよびアイフレイルサポート視能訓練士に登録し、アイフレイルの診療・研究・啓発活動を行っています。
【アイフレイルとは】
「加齢に伴い目が衰えるとともに、様々な外的ストレスが加わることで目の機能が低下した状態、またそのリスクが高い状態」を指します。
これまでも何度か「アイフレイル」についてご紹介してきました。まずは、一度セルフチェックをしてみましょう!
最初は無症状であることが多いですが、時には見にくさや不快感を自覚することもあります。
その状態を放置すると、衰えが進み、見え方の低下を常に自覚するようになります。さらに進行し、重度な障害に陥ると回復は難しくなります。
早期発見ができれば、適切な予防や治療が可能となり、進行を遅らせたり、症状を緩和したりすることが期待できます。
また、今年の夏は日差しや紫外線が非常に強かったですね!
まだまだ暑い日が続きそうですが、最近テレビでもよく取り上げられている通り、紫外線は目に与えるダメージが大きいです。
日焼け止めや日傘で肌のケアをしている方は多いですが、目のケアについてはどうでしょうか?
【ダメージ①】
夏の強い紫外線は、肌だけでなく目にも強い刺激を与え、充血や流涙(りゅうるい)、炎症を引き起こしやすくなります。
また、紫外線のダメージは、白目の一部がシミのように黄色く濁って盛り上がる「瞼裂斑(けんれつはん)」や白目が黒目の中まで侵入する状態となる「翼状片(よくじょうへん)」という疾患を引き起こすことがあります。さらに、早期に老眼や白内障になるリスクも報告されています。
これらを防ぐために、日傘や帽子に加え、UVカットサングラスの着用をおすすめします。
【ダメージ②】
直接的な紫外線の影響ではありませんが、夏は冷房の効いた室内にいる時間が長く、目の表面が乾いて疲れを感じるドライアイの症状が起こりやすくなります。
特に、パソコンやスマホの操作は、画面をじっと見つめることで瞬きの回数が減り、ドライアイを悪化させることがあります。
〜疲れたら目を休めましょう!〜
・作業を続ける際はこまめに休憩をとる。
・エアコンやハンディファンの風が直接当たらないよう風向を変えるなどの工夫をする。
・蒸しタオルで目を温め、血行を促進して眼周囲の筋肉の緊張をほぐす。
・目のストレッチ! 上下に見たり寄せたり、目をぐるぐる回したりして動かしてみましょう。上まぶたと下まぶたをしっかり合わせるまばたきをきちんとすることが大事です。
今年は猛暑が続いているため、ダニのピークが長期化しています。ダ
ニによるアレルギーが多いですが、実は目元の不快症状に「まつ毛ダニ」が影響していることがあります。
通常は肌の健康を守る常在菌ですが、皮脂が過剰に分泌される不衛生な状態が続くと異常に繁殖し、アレルギーや炎症、目ヤニやかゆみの原因となります。
これを防ぐためには、目元を清潔に保つことが重要です。メイクを落とすことはもちろん、アイシャンプーの利用が効果的です。
アイシャンプーは当院で購入できますので、花粉症の方にもおすすめです。
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