2024.10.02
「長期収載品の選定療養」のご理解とご協力のお願い




2024年の診療報酬改定により10月から、「長期収載品の選定療養」の仕組みが開始されます。






【長期収載品とは?】
一般的には、後発医薬品が存在する先発医薬品を指します。


【後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは?】
先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果を持つ医薬品です。
先発医薬品よりも安価であり、効き目や安全性は同等で、欧米では広く使用されています。

この制度では、患者さんが長期収載品(同じ効果を持つ後発医薬品が発売されている先発医薬品)を選んだ場合、選定療養費として薬価の差額の一部を負担していただく仕組みになっています。

国は、保険料や税金で支えられる医療保険の負担を公平にし、将来にわたり国民皆保険を維持するために、価格の安い後発医薬品への切り替えを進めています。そのため、医療上の必要性がない限り、価格の高い一部の先発医薬品を希望される場合は、「特別の料金」をご負担いただくこととなります。

要約すると、
●患者さんが、使用感や味など、お薬の有効性に関係のない理由で先発医薬品を希望する場合、特別の料金をお支払いいただきます。
●医師が医療上の必要性があると判断した場合や、供給状況により後発医薬品の提供が困難な場合は、この対象外となります。


【どのくらい高くなるの?】
先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当を特別の料金としてお支払いいただきます。

例えば…
先発医薬品の価格:1錠100円
後発医薬品の価格:1錠60円
この場合、差額は40円になります。その4分の1である10円を、通常の1~3割の患者負担とは別にお支払いいただくことになります。




この機会に、後発医薬品の積極的な利用をお願いいたします。
保険給付が減少することで、医療保険財政が改善されますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
2024.10.02
「長期収載品の選定療養」のご理解とご協力のお願い




2024年の診療報酬改定により10月から、「長期収載品の選定療養」の仕組みが開始されます。






【長期収載品とは?】
一般的には、後発医薬品が存在する先発医薬品を指します。


【後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは?】
先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果を持つ医薬品です。
先発医薬品よりも安価であり、効き目や安全性は同等で、欧米では広く使用されています。

この制度では、患者さんが長期収載品(同じ効果を持つ後発医薬品が発売されている先発医薬品)を選んだ場合、選定療養費として薬価の差額の一部を負担していただく仕組みになっています。

国は、保険料や税金で支えられる医療保険の負担を公平にし、将来にわたり国民皆保険を維持するために、価格の安い後発医薬品への切り替えを進めています。そのため、医療上の必要性がない限り、価格の高い一部の先発医薬品を希望される場合は、「特別の料金」をご負担いただくこととなります。

要約すると、
●患者さんが、使用感や味など、お薬の有効性に関係のない理由で先発医薬品を希望する場合、特別の料金をお支払いいただきます。
●医師が医療上の必要性があると判断した場合や、供給状況により後発医薬品の提供が困難な場合は、この対象外となります。


【どのくらい高くなるの?】
先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当を特別の料金としてお支払いいただきます。

例えば…
先発医薬品の価格:1錠100円
後発医薬品の価格:1錠60円
この場合、差額は40円になります。その4分の1である10円を、通常の1~3割の患者負担とは別にお支払いいただくことになります。




この機会に、後発医薬品の積極的な利用をお願いいたします。
保険給付が減少することで、医療保険財政が改善されますので、ご理解とご協力をお願いいたします。