「防腐剤無添加」の点眼薬についてのお話

今回は「防腐剤無添加」の点眼薬についてのお話です。

通常の点眼薬は、開封後に繰り返し使用されるため、細菌などの微生物による二次汚染を防ぐ目的で「防腐剤」が添加されています。しかし、この防腐剤が原因で、角膜上皮障害(黒目の傷)やアレルギー反応による接触性皮膚炎などが発生することがあります。これらの問題は臨床でもよく取り上げられており、当院の患者さまにも一定数診断されることがあります。

防腐剤が含まれる点眼薬を使用すると、目の痒みや瞼の腫れ、ゴロゴロ感、チカチカ感、または何となく違和感が生じることがあります。こうした症状が現れた場合は、早めに受診しましょう。

現在、日本では点眼薬の多くにベンザルコニウム塩化物が広く使用されています。これらの添加物は眼組織への影響を避けるため、最低濃度で添加されていますが、ドライアイや緑内障の患者さま、過敏な方、長期または頻回に点眼薬を使用している方、さらには多剤併用している方には、依然として防腐剤による副作用が報告されています。

そのため、ロートニッテンでは「防腐剤を含まない点眼薬を提供できる点眼容器」というコンセプトのもと、PF点眼薬(Preservative Free:防腐剤無添加)の開発に取り組み、製品化しています。薬剤名に「〇〇PF点眼液」と記載されているものは、すべて防腐剤フリーとなります。

PF点眼薬は、特殊なフィルターを使用した容器に入っており、通常の点眼薬より少し大きめです。使用前に開栓操作をしないと薬液が出ない仕組みになっているため、必ず薬局で薬剤師から説明を受けてから使用しましょう。

診察の際、防腐剤に配慮した製剤を選択することがありますので、症状が出た場合は我慢せず、必ず医師に相談してください。


【PF点眼薬の使用をされる患者さまへ】


(ロートニッテンより引用、参照)

また、点眼方法について不安がある方や、液をこぼしやすい、上手く点眼できないと感じる方は、遠慮なく受付や看護師、医師にご相談ください。

【点眼方法のワンポイントアドバイス】
以前も正しい点眼方法についてお伝えしましたが、さらに詳しいアドバイスをお伝えします。

点眼液を持つ指が意外と重要です!
スタッフである私自身、これまで親指と人差し指の2本で瓶の横を押していました。
しかし、この持ち方では力が入りやすく、液が1滴以上こぼれやすいことに気付きました。

おすすめの持ち方は、
● 親指と中指の腹で瓶の胴体を持ち、人差し指の腹を瓶の底に当てる持ち方です。


それでも液をこぼしやすい方は、
● 瓶の底を人差し指の腹で押して点眼してみましょう。
1滴落ちたら、人差し指の力を緩めるか、離してください。

ぜひ試してみてくださいね。
「防腐剤無添加」の点眼薬についてのお話

今回は「防腐剤無添加」の点眼薬についてのお話です。

通常の点眼薬は、開封後に繰り返し使用されるため、細菌などの微生物による二次汚染を防ぐ目的で「防腐剤」が添加されています。しかし、この防腐剤が原因で、角膜上皮障害(黒目の傷)やアレルギー反応による接触性皮膚炎などが発生することがあります。これらの問題は臨床でもよく取り上げられており、当院の患者さまにも一定数診断されることがあります。

防腐剤が含まれる点眼薬を使用すると、目の痒みや瞼の腫れ、ゴロゴロ感、チカチカ感、または何となく違和感が生じることがあります。こうした症状が現れた場合は、早めに受診しましょう。

現在、日本では点眼薬の多くにベンザルコニウム塩化物が広く使用されています。これらの添加物は眼組織への影響を避けるため、最低濃度で添加されていますが、ドライアイや緑内障の患者さま、過敏な方、長期または頻回に点眼薬を使用している方、さらには多剤併用している方には、依然として防腐剤による副作用が報告されています。

そのため、ロートニッテンでは「防腐剤を含まない点眼薬を提供できる点眼容器」というコンセプトのもと、PF点眼薬(Preservative Free:防腐剤無添加)の開発に取り組み、製品化しています。薬剤名に「〇〇PF点眼液」と記載されているものは、すべて防腐剤フリーとなります。

PF点眼薬は、特殊なフィルターを使用した容器に入っており、通常の点眼薬より少し大きめです。使用前に開栓操作をしないと薬液が出ない仕組みになっているため、必ず薬局で薬剤師から説明を受けてから使用しましょう。

診察の際、防腐剤に配慮した製剤を選択することがありますので、症状が出た場合は我慢せず、必ず医師に相談してください。


【PF点眼薬の使用をされる患者さまへ】


(ロートニッテンより引用、参照)

また、点眼方法について不安がある方や、液をこぼしやすい、上手く点眼できないと感じる方は、遠慮なく受付や看護師、医師にご相談ください。

【点眼方法のワンポイントアドバイス】
以前も正しい点眼方法についてお伝えしましたが、さらに詳しいアドバイスをお伝えします。

点眼液を持つ指が意外と重要です!
スタッフである私自身、これまで親指と人差し指の2本で瓶の横を押していました。
しかし、この持ち方では力が入りやすく、液が1滴以上こぼれやすいことに気付きました。

おすすめの持ち方は、
● 親指と中指の腹で瓶の胴体を持ち、人差し指の腹を瓶の底に当てる持ち方です。


それでも液をこぼしやすい方は、
● 瓶の底を人差し指の腹で押して点眼してみましょう。
1滴落ちたら、人差し指の力を緩めるか、離してください。

ぜひ試してみてくださいね。