

「流行性角結膜炎(はやり目)」が流行しています
アデノウイルスの感染で起こる「流行性角結膜炎」をご存知でしょうか。
通称「はやり目」と呼ばれる病気ですが、今年は大流行しており、当院でも5月〜6月頃から感染患者さんがみられるようになり、7月にピークを迎え、8月現在も感染が続いています。
アデノウイルス感染症には、型の違いで「流行性角結膜炎」と、プール熱とも言われる「咽頭結膜熱」とがあります。
今年、当院の患者さんの症状の傾向からは「流行性角結膜炎」が多くみられ、炎症が強く、後に後遺症が出る方も目立つ印象です。
○原因となるウイルス
・咽頭結膜熱(プール熱):アデノウイルス1型、2型、3型、4型など
・流行性角結膜炎(はやり目):アデノウイルス3型、37型、54型、64型など
○流行性角結膜炎(はやり目)のおもな症状
・強い目の充血
・目が開きにくいほどの目ヤニ
・涙目
・まぶたの腫れ
・耳の前にあるリンパ節の腫れ
まず片方の目に発症し、1〜2日で反対の目にも症状が出ることが多いです。


日本眼科学会ウイルス性結膜疾患診療ガイドラインより引用
・潜伏期間(感染から発症まで):1週間〜10日
・病状のピーク:発症から約1週間後
・軽快:発症から10日後
○ウイルス性結膜炎の合併症
・混合感染:結膜の防御機能が落ちるため、細菌感染を合併することがあります。
・黒目の濁り(角膜混濁):治りかけの頃に角膜に点状の濁りが出て、霞み・視力低下を起こすことがあります。多くは自然に消えますが、視力障害が残る場合もあります。
今年はこの「角膜混濁」がみられるケースが非常に多いです。

「角膜混濁」は、流行性角結膜炎を発病から1~2週間経過した後、
・眩しい
・霞んで見える
・視力が落ちる
といった症状を訴える方が非常に増えています。
「角膜混濁」は放置すると、濁りの範囲が広がり視力障害を残してしまうこともあります。
炎症が強い場合には、まぶたの裏側に「偽膜」が形成され、角膜びらん(角膜全体の上皮がはがれる状態)を伴い激痛を生じることもあります。
○対処法と治療
流行性角結膜炎に今のところ特効薬はありません。免疫ができて自然に治るのを待つことになりますが、炎症をおさえたり、細菌の混合感染を予防するための点眼薬を使用します。
多くの場合、ステロイド点眼で2〜3週間ほどで改善しますが、角膜障害がある場合はさらに強いステロイド点眼(リンデロン点眼)を行います。
アデノウイルス感染症後、少しでも「霞む」「見えにくい」と感じたり、お子さまが眩しそうにしている場合は、早めに眼科を受診してください。
※感染力が強いため、受診の際は必ず事前にお電話でご連絡ください。
流行性角結膜炎は感染力が非常に強く、特に家族内で発症した場合には重篤化するケースがよくあります。
目を擦ったり拭いたりしたハンカチなどから、他の人に移る危険がありますので、十分に注意して生活しましょう。
○感染予防のために
・手や指をよく洗う
・目ヤニや涙は、手やハンカチ、タオルではなくティッシュで拭き取り、すぐ捨てる(ゴミ箱の中身に触らずにすむように袋に入れて処分)
・タオルや洗面用具は家族と別に使用
・食器やタオルは煮沸消毒(90℃で5秒)または次亜塩素酸(家庭用塩素系漂白剤)やアルコール等で消毒
・入浴は家族の中で最後に入る
・点眼薬は症状のある目だけに使用(容器から、もう一方の目に感染する恐れがあるため)
気になる症状がある場合は、早めに眼科にご相談ください。
「流行性角結膜炎(はやり目)」が流行しています
アデノウイルスの感染で起こる「流行性角結膜炎」をご存知でしょうか。
通称「はやり目」と呼ばれる病気ですが、今年は大流行しており、当院でも5月〜6月頃から感染患者さんがみられるようになり、7月にピークを迎え、8月現在も感染が続いています。
アデノウイルス感染症には、型の違いで「流行性角結膜炎」と、プール熱とも言われる「咽頭結膜熱」とがあります。
今年、当院の患者さんの症状の傾向からは「流行性角結膜炎」が多くみられ、炎症が強く、後に後遺症が出る方も目立つ印象です。
○原因となるウイルス
・咽頭結膜熱(プール熱):アデノウイルス1型、2型、3型、4型など
・流行性角結膜炎(はやり目):アデノウイルス3型、37型、54型、64型など
○流行性角結膜炎(はやり目)のおもな症状
・強い目の充血
・目が開きにくいほどの目ヤニ
・涙目
・まぶたの腫れ
・耳の前にあるリンパ節の腫れ
まず片方の目に発症し、1〜2日で反対の目にも症状が出ることが多いです。


日本眼科学会ウイルス性結膜疾患診療ガイドラインより引用
・潜伏期間(感染から発症まで):1週間〜10日
・病状のピーク:発症から約1週間後
・軽快:発症から10日後
○ウイルス性結膜炎の合併症
・混合感染:結膜の防御機能が落ちるため、細菌感染を合併することがあります。
・黒目の濁り(角膜混濁):治りかけの頃に角膜に点状の濁りが出て、霞み・視力低下を起こすことがあります。多くは自然に消えますが、視力障害が残る場合もあります。
今年はこの「角膜混濁」がみられるケースが非常に多いです。

「角膜混濁」は、流行性角結膜炎を発病から1~2週間経過した後、
・眩しい
・霞んで見える
・視力が落ちる
といった症状を訴える方が非常に増えています。
「角膜混濁」は放置すると、濁りの範囲が広がり視力障害を残してしまうこともあります。
炎症が強い場合には、まぶたの裏側に「偽膜」が形成され、角膜びらん(角膜全体の上皮がはがれる状態)を伴い激痛を生じることもあります。
○対処法と治療
流行性角結膜炎に今のところ特効薬はありません。免疫ができて自然に治るのを待つことになりますが、炎症をおさえたり、細菌の混合感染を予防するための点眼薬を使用します。
多くの場合、ステロイド点眼で2〜3週間ほどで改善しますが、角膜障害がある場合はさらに強いステロイド点眼(リンデロン点眼)を行います。
アデノウイルス感染症後、少しでも「霞む」「見えにくい」と感じたり、お子さまが眩しそうにしている場合は、早めに眼科を受診してください。
※感染力が強いため、受診の際は必ず事前にお電話でご連絡ください。
流行性角結膜炎は感染力が非常に強く、特に家族内で発症した場合には重篤化するケースがよくあります。
目を擦ったり拭いたりしたハンカチなどから、他の人に移る危険がありますので、十分に注意して生活しましょう。
○感染予防のために
・手や指をよく洗う
・目ヤニや涙は、手やハンカチ、タオルではなくティッシュで拭き取り、すぐ捨てる(ゴミ箱の中身に触らずにすむように袋に入れて処分)
・タオルや洗面用具は家族と別に使用
・食器やタオルは煮沸消毒(90℃で5秒)または次亜塩素酸(家庭用塩素系漂白剤)やアルコール等で消毒
・入浴は家族の中で最後に入る
・点眼薬は症状のある目だけに使用(容器から、もう一方の目に感染する恐れがあるため)
気になる症状がある場合は、早めに眼科にご相談ください。