6月30日（金）～7月2日（日）に行われた「第24回日本ロービジョン学会学術総会」に、院長とスタッフ3名で参加し、学会発表を行いました。




まずは機器展の報告です。福祉機器の展示会や、日本盲導犬協会など総勢23の企業が参加していました。福祉機器展では、見えにくい方をサポートする機械やルーペなどを実際に触って体験する事ができました。定番の福祉機器から新しい取り組みまでいろいろな分野から出展がありました。


また、日本盲導犬協会からは実際の盲導犬も参加していて実際に歩く体験もさせてもらいました。手から伝わる情報は想像より多く、驚きました。


日本盲導犬協会ではZOOM等でセミナーを行っていて、目の見えない、見えにくい方及びそのご家族向けの盲導犬セミナーを行っているそうです。2023年度の日程は　8月26日（土）、10月26日（木）、12月17日（日）午後2時から3時半までの開催です。参加費は無料です。ご興味のあるかたは、下記URLまたはQRコードから申し込みができます。

https://ws.formzu.net/sfgen/S26484226/
盲導犬歩行をお考えの方へ盲導犬情報セミナー申し込み


また、元パラリンピック水泳選手の金メダリスト河合純一さんの特別講演がありました。「障がい者は世界人口の15％がいるため、皆が同じようになるように配慮する。活躍できるように創意工夫する。」ことが大事であるというお話があり、とても興味深い内容でした。肝心の学会での発表ですが、私たちは2022年に下関、2023年に宇部で開催したロービジョンフォーラムでの来場者アンケートの結果と今後の課題の発表を行いました。開催地毎のアンケート結果を比べてみると、やはり近隣での開催を希望する声が多く、開催地の重要性を感じました。ちなみに来年は1月21日に周南市で開催する予定です。






たくさんの質問もいただき、とても有意義な時間でした。
他にもいろいろな取り組みの報告を見る事ができ、充実した3日間になりました。
今回得た経験をもとに、来年のロービジョンフォーラムがより良いものにできればと思います。