ご受診の皆様、日々お待たせいたしておりまして申し訳ございません。
病院での待ち時間問題は、当院だけでなくやはりどの施設においても日々解決策や待ち時間緩和の良い方法を話し考えていることと思います。


【2月以降の変更点について】

まず当院では、時間帯枠での予約制を導入しており、30分刻みで一枠に数名の予約をお取りしています。
これまで通り予約時間とは、検査や診察にてお呼びする時間ではなく「受付時間」です。
しかし診察を行う医師は1人のため、どうしても診察までの待ち時間がでてしまいます。

今後は、（一部特殊検査予約の方を除き）受付時間に30分の幅をもたせた予約でお取りします。


＜例＞

・現在

受付時間　○月○日　9：00

　　　　　　↓

・2月より

9：00〜9：30 の間の来院をお願いします。



伴って、予約票も少し変更になりました。（赤字の部分は受付の者が記入します。）







また今回は、待ち時間の問題を通して眼科の特性についてお話ししたいと思いますので、少しでもご理解下さると幸いです。


内科など恐らく多くの診療科は、まず診察を行い必要な検査へと案内されるかと思います。
しかし、眼科ではまず検査から行います。

眼圧や視力を測り、必要に応じてさらに眼底写真を撮ったり視野検査を行ったり、他の科と比べてもとても検査の数が多いです。
「毎回同じ検査して意味あるの？」という言葉もあります。
当日行った検査データにより診察の際に所見と結果を照らし合わせたり、初診の方も検査を先に行うことで、予想される疾患について考え、追加の検査指示を出したり、処置が必要な場合を想定しておくことができます。

皆さんそれぞれ症状に応じて検査や診察の所要時間も異なり、急遽処置を行うことも少なくありません。従って、来院された順番通りに診察へご案内することが難しく大変待ち時間が長くなってしまう日もございます。

「長く待つなら予約の意味がない」というお声もあります。前述したように、当院は受付時間を分散して来院いただくよう時間帯予約制を導入しております。
こちらの導入をしなかった場合、その日1日の来院される患者数を把握することができず、診察終了までの所要時間を明確にすることが難しく、また、少しでも早く来ようと朝早い時間に並んでしまったり、院内が混雑する時間帯がでてきたり・・・と様々なデメリットもございます。

待ち時間問題に関しては、皆さまから頂くお言葉も参考にさせていただき、院長、スタッフと共に日々試行錯誤して挑んでおります。
お待たせしてしまうこともありますが、患者さまお一人お一人に向き合い、これからもより良い医療ができるよう精進してまいります。

また、皆さまにはいつも温かいお声をかけていただき大変嬉しく思っております。

ありがとうございます。

今後とも当院をよろしくお願いします。